第48回 お茶の風味のユーカリはちみつペパーミントで作る「酢豚」
2009/11/30
こんにちは。ミタミタ店長岩佐です。11月も今日で終わり。今年も残すところあとひと月となってしまいました。12月に入ると急に慌しくなってきますが、私はクリスマス、大晦日、お正月と楽しい事が目白押しのこの時期を、毎年とても楽しみにしています。街路樹のイルミネーションやクリスマスのライトアップなどを見ると、何だかワクワクしてきます。
クリスマスの楽しみの一つ。いくつになってもプレゼントはうれしいものですね。
ところで、日本では商店街などのクリスマス用の飾り付けは、早くても11月の中旬くらいから始まりますね。11月中旬でも「少し早いのでは?」という気がするのですが、今日の夕刊に載っていた記事(*)によると、なんでもフィリピンでは驚いたことに9月からクリスマスの準備が始まるのだとか。さすがクリスチャンの国!ではありますが、ミタミタのふるさとオーストラリアですら、百貨店などの飾り付けが始まるのはせいぜい10月下旬頃からでした。これでも「早すぎる」という感じでしたから、9月というのは本当にびっくりするくらい早いですね。でも、クリスマス、そしてサンタクロースを心待ちにしている子供たちにとっては、クリスマス・デコレーションを見たりクリスマスソングを聴いたりするのは楽しいことでしょうし、新聞記事では子供たちだけでなく大人たちも「明るい気持ちになれる」と、長いクリスマスを心から楽しんでいるとのことでした。
(*フィリピンのクリスマスの記事は、2009年11月30日の日本経済新聞夕刊「ところ変われば」欄に掲載されています。)
シュカブラ(風雪紋)。アイスクリームのようです。(08年冬、奥美濃、石徹白にて。)
さて、クリスマスとくれば、今回のレシピはローストターキー?と期待された方、ごめんなさい!今回ご紹介するレシピは、クリスマスとは全く関係ない中華料理。皆さんお馴染みの酢豚です。でも、材料には赤い人参とレッド・パプリカ、そして緑色のピーマン(どちらもクリスマス・カラーです)が使ってありますから、視覚的には何となくクリスマスの雰囲気があるような・・・。
ところで酢豚は、もう「和食」と言ってもいいほど私たち日本人の食卓にごく普通に登場するお料理ですから、各ご家庭で“我が家の酢豚レシピ”というものがおありかも知れません。黒酢を使ってみたり、その季節の旬の野菜を使ってみたり、或いはパイナップルやりんごなどのフルーツを入れたりと、色々なバリエーションがあるかと思います。ではミタミタ風の酢豚は?と言いますと、勿論ミタミタのはちみつ入り。今回使ったはちみつは、お茶やハーブのような風味が特徴のユーカリはちみつペパーミントです。このはちみつは、リゾートトラスト社の中国料理の賞味会でも使われましたが、アジアのお料理にお勧めのはちみつです。心地よいお茶の香り、そしてハーブのような爽やかな風味が、お肉料理にとても良く合います。
人参とレッド・パプリカの赤、ピーマンのグリーンなど、見た目にも色鮮やかなごちそうです。
ではレシピです。
【材料】(8人分)
・ 豚肉ブロック・・・600g
・ 人参・・・1本
・ 木くらげ・・・大きめのもの3枚
・ 干ししいたけ・・・4枚
・ ピーマン(緑)・・・2個
・ レッド・パプリカ・・・1個
・ イエロー・パプリカ・・・1個
・ ゆでたけのこ・・・中1個分程度(およそ100g)
・ 玉葱・・・中1個
・ 揚げ油・・・150cc
●豚肉の下味用調味料・材料●
・ はちみつ(※)・・・小さじ1/2
・ 生姜・・・小さいもの1/3個分程度
・ 醤油・・・大さじ1/2
・ 酒(あれば紹興酒、無ければ日本酒でOK)・・・小さじ1
・ 胡椒・・・少々
・ 卵・・・1個
・ 片栗粉・・・大さじ3
・ 胡麻油・・・小さじ2
●合わせ調味料●
・ 鶏ガラスープ・・・1カップ
・ 醤油・・・大さじ4
・ ケチャップ・・・大さじ3
・ 酢・・・大さじ8
・ 酒(あれば紹興酒、無ければ日本酒でOK)・・・大さじ1
・ はちみつ(※)・・・大さじ4
・ 水溶き片栗粉・・・大さじ3
●仕上げ用調味料●
・ 醤油・・・小さじ1
・ 胡麻油・・・小さじ2
※ ハチミツは、中華などのアジア料理におすすめ、ユーカリはちみつペパーミントを使いました。お肉料理との相性も抜群です。
【作り方】
(1) 豚肉はひと口大に切り、豚の下味用調味料・材料を加えて手でよく混ぜます。
(2) 人参は乱切りにして600Wの電子レンジで3分(途中で一度上下を返します)、木くらげ、干ししいたけはぬるま湯で戻してひと口大に、ピーマン、レッド・パプリカ、イエロー・パプリカ、ゆでたけのこ、玉葱もひと口大に切ります。
(3) 合わせ調味料を全て混ぜ合わせておきます。
(4) フライパンに揚げ油を入れ、中温で(1)の豚肉を揚げてバットに取り出します。
(5) (2)の野菜の内、木くらげと干ししいたけ以外の野菜を油通ししてバットに取り出します。
(6) 余った油をフライパンから空けて、木くらげと干ししいたけを入れてサッと炒め、(4)と(5)を加えて軽く炒めたら、最後に(3)の合わせ調味料を回し入れてざっくりと混ぜます。
(7) とろみがついたら直ぐに仕上げ用調味料を回し入れ、サッとからめて出来上がりです。
(Recipe by Y. Iwasa.)
お肉に下味をつけたり、野菜をひと口大に切ったりと手間はかかりますが、調理し始めたらあっという間に出来上がる酢豚。柔らかいお肉とシャキシャキとした歯ごたえのある野菜の美味しさがたまりません。また、合わせ調味料に使ったユーカリはちみつペパーミントが味にコクを出しながら、お茶やハーブのような風味でさっぱりと上品に仕上げます。是非中国茶と一緒にお召し上がり下さい。
合わせ調味料の美味しさで、野菜が苦手な方にも「食べ易い!」と言ってもらえること間違いなしです。
♪♪♪Mitta Mitta からのアドバイス♪♪♪
・ 中華の炒め物はスピードが命です。全ての材料の準備を整えてから調理に入りましょう。
このレシピに使ったハチミツは、ハーブや紅茶の風味と切れのあるサッパリとした後味が特徴の、オーストラリア産ユーカリはちみつペパーミントです。お肉料理におすすめのはちみつです。
同じくハーブの風味が心地よい、オーストラリア産ユーカリはちみつアイアン・バークも、このレシピにおすすめです。
大皿に豪快に盛り付ければ見栄えもしますから、ホームパーティーなどでのおもてなし料理としてお出ししても。
あっという間にお皿が空っぽになると思いますよ。
「オーストラリア産ユーカリはちみつ&マヌカはちみつで楽しくお料理 ::ミタミタのはちみつレシピ::」のコーナーでは、ミタミタの蜂蜜を使った美味しいレシピをご紹介しています。過去に掲載されたミタミタはちみつのオリジナルレシピをご覧になりたい方は、「ミタミタのはちみつレシピ」アーカイブからどうぞ。
はちみつは種類によって甘さや風味が異なります。レシピ内のはちみつの分量は、ミタミタのユーカリはちみつとマヌカはちみつを使った場合の分量です。他のはちみつをお使いになる場合、特にお菓子やパンを作られる際は、はちみつの濃度や甘さに合わせて量を調節されることをお勧めします。