第2回 ミタミタ風北京ダックでアジア風クリスマス♪
2006/12/14
こんにちは。今年こそホワイトクリスマス!と雪が降るのを心待ちにしている店長岩佐です。
街はイルミネーションに輝き、すっかりクリスマス・ムード。もうご自宅のクリスマスの飾り付けは済みましたか?寒い冬のクリスマスの夜に、そりに乗ってやって来るサンタクロース。でも Mitta Mitta はちみつの故郷オーストラリアは南半球にありますから、季節は日本と逆。クリスマスは夏にやって来ます。サンタクロースもサーフボードに乗って、良い子達にプレゼントを配るのに大忙し。
オーストラリアは元々は英国領ですから、現在でも文化面ではイギリスの影響を色濃く受けており、家族揃ってクリスマスを祝うのは米国のようにクリスマス・イブではなく12月25日です。オーストラリア人にとって、クリスマスは日本でいうところのお正月のような大切な日。25日のお昼は、家族が集まり七面鳥のローストでクリスマスを祝います。ただ、最近では「真夏に、暑いキッチンでオーブンを使ってローストを作るなんてナンセンス!」と、庭でバーベキューをしたり、生ガキやロブスターなどのシーフードをメインディッシュにする家庭も多いようです。また、オーストラリアは移民の国ですから、お料理も多国籍。伝統的な料理にこだわらず、エスニックなお料理がテーブルに並ぶことも珍しくありません。
皆さんは、クリスマスにはどんなお料理を召し上がりますか?ローストチキンとクリスマスケーキというご家庭が多いのかもしれませんが、今年はちょっと趣向を変えてアジア風クリスマス・ディナーはいかがでしょう?そんなわけで、今回はクリスマスにぴったり! Mitta Mitta おすすめの、北京ダックならぬ「Mitta Mitta ダック」をご紹介します。
先回ご紹介した「鮭のサラダ」同様、作り方はとても簡単です。ダックの包み皮も、今回は市販のものを使います。(写真のものは手作りですので、市販のものと多少見た目が異なります。)作り方は簡単ですが、見た目も豪華なレシピですから、クリスマスのテーブルが華やかになります。また、忘年会やパーティーなどで外食が続くこの時季、野菜もタップリ摂れるヘルシーメニューです。それでは材料と作り方をご説明しましょう。
【材料】(4人分)
Mitta Mitta ダックの材料
・ 鴨肉(ロースかたまり)・・・450g
・ はちみつ・・・大さじ1(*)
・ サラダ油・・・小さじ1
・ 北京ダック用包み皮・・・20枚程度
・ お好みの野菜・・・おすすめは、水菜、胡瓜、パプリカ(赤、黄のもの)、玉ねぎ、貝割れ、葱などです。
Mitta Mitta 風甜麺醤(テンメンジャン)の材料
・ 赤味噌・・・100g
・ はちみつ・・・大さじ4(*)
・ 酒・・・大さじ1
・ 醤油・・・小さじ1(無くても可。味噌の辛さによって加減してください。)
・ ごま油・・・小さじ1
* このお料理におすすめのはちみつは、濃厚ながらスキッとした後味で、アジア料理によく合うレッド・ストリンギーバークです。
【作り方】
まず甜麺醤を作ります。
(1) 鍋にごま油以外の材料を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。
(2) 鍋を中火にかけ、木ベラで焦げないように絶えず混ぜます。
(3) フツフツしてきたら少し火を弱め、焦げないように注意しながら1~2分練ります。
(4) 火を止め、仕上げにごま油を入れてかき混ぜたら出来上がり。
甜麺醤が出来たら、お肉の調理に取り掛かります。
(1) 鴨肉の両面に格子に切り目を入れます。
(2) 肉の両面にはちみつを手でよく揉み込み、30分ほどおきます。
(3) 好みの野菜を洗って水切りし、5cmほどの長さに切っておきます。(玉ねぎは薄くスライス、葱は細く切って5分ほど水にさらし、その後水を切っておきます。)
(4) フライパンに油を熱し、(2)の鴨肉を皮を下にして焼きます。(皮は焦げ付きやすいので、注意して下さい。)
(5) 皮に程よい焼色がついたら反対側にも焼色をつけ、その後フタをして弱火でじっくり焼きます。
(6) 途中で皮側を下にして表面をこんがりと焼き、その後火から下ろして10分ほど蒸らします。
(7) 肉を焼いている間に、市販の北京ダックの包み皮を、商品に記載されている指示にしたがって準備します。
(8) 鴨肉をスライスして野菜と一緒にお皿に豪快に盛り付けます。
包み皮に甜麺醤を塗り、鴨肉とお好きな野菜を包んでお召し上がり下さい。鴨肉の下味ははちみつだけですが、お肉にはちみつの風味が移ってとても美味しくなります。野菜嫌いの子供達も、Mitta Mitta ダックにするとモリモリ食べてくれます。鴨の代わりに、鶏肉でも美味しく出来ますので是非お試し下さい。(Recipe by Y. Iwasa.)
Mitta Mitta ダックを囲んで、楽しいクリスマスとなりますように!
♪Mitta Mitta からのアドバイス♪
・甜麺醤は、あまり練りすぎて水分を飛ばし過ぎてしまうと、冷めた時に硬くなります。すこし軟らかいかな?というくらいで火を止めるのがコツです。
・鴨肉にはちみつを揉み込む時に、はちみつがコロコロと固まってしまうことがありますが、暫くすると手の温度ではちみつが柔らかくなってお肉にしっかりとなじみます。
・鴨肉を焼く時は、テフロン加工のフライパンでも十分ですが、あれば厚手の鉄製のフライパンを使うと美味しく焼きあがります。また、お肉は焼けてから直ぐに切ると、美味しい肉汁が流れ出してしまいます。焼けてから10分ほど置いてから切って下さい。
このレシピに使ったはちみつはレッド・ストリンギーバーク です。
「オーストラリア産ユーカリはちみつ&マヌカはちみつで楽しくお料理 ::ミタミタのはちみつレシピ::」のコーナーでは、ミタミタの蜂蜜を使った美味しいレシピをご紹介しています。過去に掲載されたミタミタはちみつのオリジナルレシピをご覧になりたい方は、「ミタミタのはちみつレシピ」アーカイブからどうぞ。
はちみつは種類によって甘さや風味が異なります。レシピ内のはちみつの分量は、ミタミタのユーカリはちみつとマヌカはちみつを使った場合の分量です。他のはちみつをお使いになる場合、特にお菓子やパンを作られる際は、はちみつの濃度や甘さに合わせて量を調節されることをお勧めします。
Mitta Mitta wishes you a very merry Christmas !!
Christmas wreath by M. Miyagawa.
Special thanks to M. Hiro for the sauce cup.