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オーストラリア産はちみつ専門店ミタミタヘッダーバナー

第56回 ユーカリはちみつアイアン・バークで作る夏のカレー、「トマトと豚肉のカレー」

2010/07/10

こんにちは。ミタミタ店長の岩佐です。7月もそろそろ中盤。子供たちの頭の中は、既に夏休みのことでいっぱいのことでしょう。プール、蝉捕り、近くの山の探検と、私も子供の頃は朝から夕方まで外に出っぱなし。とにかく、くたくたになるまで思いっきり遊びました。


はちみつレシピ:ユーカリはちみつアイアン・バークで作るトマトと豚肉のカレー

後ろから見ても可愛らしいひまわりの花。花粉がたっぷり採れ、みつばちたちも大好きなお花です。(Photo by H. Nishimura

お腹がぺこぺこになって帰宅すると、台所からはエキゾチックな何とも良い香りが漂ってきます。夕食は大好きなカレー!熱いお風呂からあがって体中にシッカロール(今で言うところのベビーパウダーですね)をはたかれ、扇風機に当たって漸く汗が引っ込んだ頃に待ちに待った夕飯の時間です。冷たい氷水を飲みながらカレーを味わいつつ、「こんな美味しいものを毎日食べられるインド人は、何て幸せなんだろう」と思ったりしたものです。当時我が家の食卓にのぼるカレーは、お馴染みお家印のりんごとはちみつが入った米国某州の名を冠するカレーか、時に辛いものが好きな父親が好んで食べていた、同じくお家印のインドネシアの島のカレーなど市販のカレールーを使ったものでしたから、インドで食べられているものとは随分違うものでしたけれど。

はちみつレシピ:ユーカリはちみつアイアン・バークで作るトマトと豚肉のカレー1
夏の醍醐味、トマト。

今も市販のカレールーを使うご家庭が多いことと思いますが、たまには一から美味しいカレーを作ってみませんか?勿論一からと言っても、数々のスパイスを調合し、乳鉢ですって粉にして・・・、というのでは大変ですから、そこは既にその道のプロ、スパイスメーカーさんが準備して下さった市販のカレーパウダーを使いましょう。今回ご紹介するのは、夏を代表する野菜のトマトをたっぷり使った、まさに夏のカレー。トマトの酸味と豚肉が良く合って、さっぱりとした味のカレーです。トマトの酸味にまろやかさを出しコクを与えるために、はちみつを隠し味に使います。使ったのは、ユーカリはちみつアイアン・バーク。後味のさっぱりしたはちみつながら旨味があり、ハーブのような風味を持つユーカリはちみつアイアン・バークは、豚肉や鶏肉のような白身のお肉との相性がいいんですよ。

市販のカレールーを使わずに作るとなると、家庭科の調理実習の時のように、まずは小麦粉とバターを炒めてルーを作って…。なんだか面倒じゃないかしら?と心配になるかも知れませんね。でも、ご安心下さい。小麦粉やバターは使わなくても、程良いとろみのあるカレーが出来上がります。このカレーには、白いご飯ではなく、ターメリック、生姜、はちみつの風味を効かせたヘルシーな「はちみつターメリックご飯」を合わせます。これにトマトや胡瓜を添えて出せば、舌だけではなく目も楽しませてくれる、色鮮やかで素敵な夏の夕食になります。はちみつ入りのトマトと豚肉のカレー。美味しいですよ。

はちみつレシピ:ユーカリはちみつアイアン・バークで作るトマトと豚肉のカレー2
旬のトマトたっぷりのカレーは、程良い酸味があってさっぱりとしたお味。

ではレシピです。

【材 料】4人分)

● トマトと豚肉のカレー ●
・ 豚肉・・・400500g (肩、もも、バラなどお好きなものを。これらをミックスしても。)
・ 玉葱・・・大1
・ にんにく・・・大きめのもの、2片(みじん切りにします)
・ 生姜・・・千切りにしたもの、大さじ2程度
・ カレーパウダー・・・大さじ3
・ トマト・・・大2個(又は、カットトマトの缶詰200g分)
・ トマトピュレ・・・小さじ2(トマトの缶詰を使う場合は不要です)
・ 固形コンソメ・・・2
・ 塩・・・小さじ1
・ プレーンヨーグルト・・・大さじ3
・ はちみつ(※)・・・大さじ1
・ はちみつ(※)・・・小さじ1
・ サラダ油・・・大さじ2
・ 水・・・カップ1/2~1程度(トマトから出る水分の量で調節して下さい。缶トマトを使う場合は、カップ2のお水を加えて下さい。)

● はちみつターメリックご飯 ●
・ 米・・・2
・ ターメリックパウダー・・・小さじ1/2
・ 生姜・・・2cm程度の長さで千切りにしたもの、大さじ2
・ はちみつ(※)・・・小さじ1
・ 水・・・360cc

※ はちみつは、ほどよい甘さとセージやタイムのようなハーブの風味を持つ、オーストラリア産ユーカリはちみつアイアン・バークを使いました。

【作り方】

● トマトと豚肉のカレー ●
(1) トマトを湯剥きして半分に切り、種とヘタを除いた後1.5cm角くらいに刻んでおきます。(皮は、気にならないようであれば湯剥きせずつけたままでも構いません。その場合、種とヘタだけ取り除いてから刻んで下さい。)
(2) 玉葱をスライスし、豚肉はひと口大に切って、小さじ1のはちみつを全体にまんべんなく揉み込みます。
(3) 厚手の鍋を少し温めてサラダ油を入れ、にんにく、生姜、玉葱を入れて炒めます。
(4) 玉葱が半透明気味になってきたところで、豚肉を加えて2分ほど炒め、ここにカレー粉を加えて弱めの中火で45分炒めます。
(5) トマトを加えて少し水分を飛ばしながら更に5分ほど炒め、水、コンソメ、トマトピュレ、塩、プレーンヨーグルト、はちみつを加えます。
(6) 焦げ付かないように鍋の底から木べらでかき混ぜ、フツフツしてきたら火を弱めて蓋をし、20分程度煮ます。その後、蓋を少しずらして水蒸気が逃げるようにした状態で、更に弱火でとろみが出るまで1015分ほど煮詰めます。焦げ付かないように、時々木べらでかき混ぜて下さい。とろみが出たら火を止め、風味が増すように一晩寝かせて出来上がりです。


(Recipe by N. Iwasa.)

はちみつレシピ:ユーカリはちみつアイアン・バークで作るトマトと豚肉のカレー3
はちみつを使っていますから、ツヤツヤに炊き上がります。ターメリックと生姜の風味も良く、塩だけでおにぎりにしても面白いです。


● はちみつターメリックご飯 ●
(1) お米をといだら鍋に入れ、残りの材料を全て加えてスプーンでさっと混ぜます。
(2) 蓋をして強めの中火にかけ、吹きこぼれないように注意しながら沸騰させます。
(3) 沸騰したら出来るだけ細い火にして、蓋をしたまま13分炊きます。
(4) 時間になったら火を止め、そのまま10分蒸らして出来上がり。しゃもじでさっくりと混ぜて、カレーと一緒にお召し上がり下さい。

ご飯は炊飯器で炊いても良いのですが、カレーに合うように、モチモチではなくパラリとした炊き上がりにするため、お鍋を使いました。お好みの炊き方でどうぞ。

(Recipe by N. Iwasa.)

旬の野菜トマトをたっぷり使った、「夏のカレー」。さっぱり味のカレーには、真っ白いご飯よりも少し風味付けをした、「はちみつターメリックご飯」が良く合います。炊き上がったご飯の黄色が鮮やかで、食欲をそそりますね。カレーの辛さは控えめにしてありますから、白ワインにもよく合います。夏に好まれる酸味の強いものやキリッと辛口のものより、ちょっと個性のあるゲヴェルツトラミネールがおすすめです。


ミタミタからのアドバイス
・ ユーカリはちみつアイアン・バークは結晶化タイプのはちみつです。お肉に揉み込む時には、結晶化したままの状態でお使い下さい。次第にお肉に馴染んでいきますから、はちみつを事前に湯煎などで溶かして使う必要はありません。
・ カレーは、やはり最低でも一晩置いた方が風味が増してグッと美味しくなります。可能ならば前日か二日前に作って、食べる時に温めてお召し上がり下さい。
・ お好みで小さなサイコロ状に切ったアボカドをトッピングしても美味しいですよ。

このレシピに使ったハチミツは、ほどよい甘さと、タイムやセージなどのハーブのような風味を持つ、オーストラリア産ユーカリはちみつアイアン・バークです。
ユーカリはちみつアイアンバーク

紅茶やハーブのような風味を持つ、オーストラリア産ユーカリはちみつペパーミントもお勧めです。

ユーカリはちみつペパーミント

はちみつレシピ:ユーカリはちみつアイアン・バークで作るトマトと豚肉のカレー4
夏はやっぱりカレーですね。唐辛子は加えていませんから、辛いものが苦手という方にもおすすめです。

「オーストラリア産ユーカリはちみつ&マヌカはちみつで楽しくお料理 ::ミタミタのはちみつレシピ::」のコーナーでは、ミタミタの蜂蜜を使った美味しいレシピをご紹介しています。過去に掲載されたミタミタはちみつのオリジナルレシピをご覧になりたい方は、「ミタミタのはちみつレシピ」アーカイブからどうぞ。

はちみつは種類によって甘さや風味が異なります。レシピ内のはちみつの分量は、ミタミタのユーカリはちみつとマヌカはちみつを使った場合の分量です。他のはちみつをお使いになる場合、特にお菓子やパンを作られる際は、はちみつの濃度や甘さに合わせて量を調節されることをお勧めします。

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