オーストラリアのお話：7月のクリスマス

日本は相変わらずの猛暑続きですが、南半球のオーストラリアは只今真冬。
ヨーロッパからの移民が多いオーストラリアでは、冬のクリスマスを恋しがる人が多いのか、真冬の7月にクリスマスを祝う人たちもいます。

クリスマスのメインディッシュ、七面鳥のローストはオーブンを使う料理ですから真夏向きではありませんが、7月ならばオーブンでキッチンが暖まっても問題はありません。メルボルンに住んでいる私のイギリス人の友人も、やはり7月にクリスマスのお祝いをしていました。でも12月は12月でクリスマスをしていましたが・・・。ということは、ひょっとしたら7月のクリスマスは、パーティー好きの人たちの口実なのかもしれません。

でも、メルボルンに住んでいる時、毎年お正月の時期を迎えるたびに、「やっぱり年始は寒くないと気持ちが引き締まらない」と思っていましたから、同様に「クリスマスは寒くないとクリスマスではない」と思う人たちがいても不思議ではありません。