第68回 はちみつでおせち料理作り。ユーカリはちみつアイアン・バークで作る「煮なます」
2011/12/16
こんにちは。ミタミタ店長岩佐です。今年も残すところ2週間。来週はクリスマス、そして翌週は大みそか。一年が経つのは本当に早いものですね。
12月上旬、新穂高温泉にて。
年末と言えば、そろそろおせち料理に必要な乾物など材料の買い出しなどを始めておられる方もいらっしゃるかもしれませんね。各ご家庭で毎年作るおせちメニューもおありかと思いますが、少し目先の変わった「煮なます」はいかがでしょうか。マイルドで上品な味の煮なますは、甘酸っぱいなますは苦手という方にもきっと気に入っていただけると思います。NHK文化センターのはちみつ講座「はちみつでクッキング!」でもご紹介したのですが、「とてもおいしい!」と大好評でした。
御嶽山8合目あたりで見た、真っ白な雷鳥。(写真の真ん中あたりに写っています。)
このレシピには、微かなハーブの風味が心地よいユーカリはちみつアイアン・バークを使います。マイルドな味わいが、煮なますを上品な味に仕上げます。
酸味の優しい、美味しいなます。上品なお味です。
ではレシピです。
【材 料】(5~6人分)
・ 大根・・・1/2本
・ 人参・・・1本
・ 蓮根・・・一節分
・ 干し椎茸・・・4~5枚
・ 油揚げ(大 10cm X 15cm程度のもの)・・・1枚
・ 酢・・・小さじ1(酢水用)
・ 酢・・・大さじ2
・ 酢・・・大さじ2(仕上げ用)
・ 味醂・・・大さじ3強
・ 塩・・・小さじ1強
・ 椎茸の戻し汁・・・大さじ3
・ はちみつ(※)・・・大さじ1/2強
・ サラダ油・ごま油・・・適宜
※ 野菜の美味しさを活かすために、はちみつは優しい甘さとほのかなハーブの風味を持つオーストラリア産ユーカリはちみつアイアン・バークを使いました。
【作り方】
(1) 干ししいたけを戻し、千切りにしておきます。(注:椎茸の戻し汁は大さじ3杯程度とっておきます。)
(2) 大根と人参は千切りにします。蓮根は縦半分に切ってから薄切りにし、カップ3倍程度の水に酢水用の酢を入れたものに晒しておきます。油揚げは油抜きをしてから横長に半分に切り、千切りにします。
(3) 鍋に味醂を入れて火にかけ、弱火で静かにアルコール臭が消えるまで煮て、煮きり味醂を作ります。ボウルに分量のはちみつを入れ、人肌程度に冷めた味醂を少しずつ加えて混ぜます。ここに、酢大さじ2、塩、椎茸の戻し汁を混ぜ合わせます。
(4) 鍋にサラダ油をひき人参と椎茸を炒め、そこに蓮根も加えて中火で5分ほど炒めます。5分どおり火が通ったら、油揚げと大根を加えて大根が透き通るまで強めの中火で炒めます。
(5) (4)に(3)を回し入れ、胡麻油を大さじ1杯程度加えてさっと和えます。
(6) 火を止めて(5)をバットに取り、団扇で扇いで冷まします。
(7) (6)に仕上げ用の酢を回しかけ、さっくりと混ぜたら出来上がりです。
(Recipe by N. Iwasa.)
ユーカリはちみつアイアン・バークの優しい甘さと風味。和食とも相性の良いはちみつです。
酸味控えめで優しいお味の煮なますは、濃い味付けが多いおせち料理の中、野菜のおいしさを味わえるほっとする一品。きっとお正月の人気メニューになると思いますよ。
♪♪♪Mitta Mitta からのアドバイス♪♪♪
・ 煮きり味醂は、鍋に味醂を入れて煮立て、そこにマッチなどで火をつけてアルコールを飛ばす方法でも良いです。火傷しないよう充分ご注意下さい。
・ 今回使ったユーカリはちみつアイアン・バークのように軟らかい結晶タイプのはちみつを使う場合は、はちみつをボウルに入れ、そこに人肌程度に冷めた味醂を少しずつ注ぎ、その後で残りの調味料を加えると上手に混ぜることができます。結晶が融けなくても、野菜に加えると野菜の熱で融けますからご安心ください。
・ 蓮根はでんぷんが多く焦げ易いため、鍋に入れたら鍋の底から混ぜるようにして炒めます。
このレシピに使ったはちみつは、優しく上品なハーブの風味のオーストラリア産ユーカリはちみつアイアン・バークです。
優しい風味のオーストラリア産ユーカリはちみつイエロー・ガム、フルーティーな風味があり和風のお料理に使うと意外な美味しさのユーカリはちみつシュガー・ガムでも美味しくできますよ。
ユーカリはちみつアイアン・バークの優しい甘さと風味。和食によく合うはちみつです。
「オーストラリア産ユーカリはちみつ&マヌカはちみつで楽しくお料理 ::ミタミタのはちみつレシピ::」のコーナーでは、ミタミタの蜂蜜を使った美味しいレシピをご紹介しています。過去に掲載されたミタミタはちみつのオリジナルレシピをご覧になりたい方は、「ミタミタのはちみつレシピ」アーカイブからどうぞ。
はちみつは種類によって甘さや風味が異なります。レシピ内のはちみつの分量は、ミタミタのユーカリはちみつとマヌカはちみつを使った場合の分量です。他のはちみつをお使いになる場合、特にお菓子やパンを作られる際は、はちみつの濃度や甘さに合わせて量を調節されることをお勧めします。