第73回 ユーカリはちみつペパーミントで作る家庭料理「ロールキャベツ」
第73回 2012/05/09
ユーカリはちみつペパーミントで作る家庭料理「ロールキャベツ」
こんにちは。ミタミタ店長の岩佐です。ゴールデン・ウイークはあっという間に終わってしまいましたが、長期休暇はいかがでしたでしょうか。私は休暇の後半に近場の里山にサイクリングに行ってきましたが、心地よい5月の風を切ってのサイクリングは爽快でした。
新緑が美しい季節になりました。(2012年5月5日 市之倉 幸兵衛窯にて。)
さて、今月のミタミタのはちみつレシピは、軟らかい春キャベツを使ったロールキャベツです。春キャベツは3月~5月が旬。出始めは少し高めですが、シーズンも終わりに近づきお値段もお手頃になってきていると思います。すっとナイフが通るくらいまで煮込んだロールキャベツは、口の中で融けるほどの軟らかさ。キャベツと肉、そしてトマトソースの旨味が口の中に広がり、美味しくて2個くらいはペロリと食べられます。味の決め手は、トマトソースの隠し味に使うユーカリはちみつペパーミント。ハーブや紅茶の風味を持つペパーミントはちみつは、トマトを使った料理との相性が良く、ソースにコクを与えると同時にトマトの酸味を程よくまろやかにします。今晩のおかずにいかがですか?簡単に作れてとてもおいしいので、母の日にお母さんに作ってあげても良いかもしれませんね。
人気の家庭料理、ロールキャベツ。フライパンを使って作りますから、大きなお鍋がなくても大丈夫。
ではレシピです。
【材 料】(5人分)
・ キャベツ・・・10枚
・ 玉ねぎ・・・1個
・ サラダ油・・・大さじ1と1/2
・ 合挽き肉・・・400g
・ 卵・・・1個
・ パン粉・・・大さじ2と1/2
・ 胡椒・・・少々
・ 塩・・・小さじ1/3
・ 野菜ジュース・・・カップ3
・ 水・・・カップ4程度
・ コンソメ・・・2個
・ はちみつ(※)・・・大さじ1強
・ ローリエ・・・1枚
・ 爪楊枝・・・10本
※ ほんのりお茶やハーブの風味があり、トマトとの相性が良い、オーストラリア産ユーカリはちみつペパーミントを使いました。
【作り方】
(1) キャベツ丸ごと1個を、外側を洗ってラップで包みます。600Wの電子レンジで芯を下にして3分、ひっくり返して3分加熱し、ラップに包んだまま置いておきます。
(2) 玉ねぎをみじん切りにし、テフロン加工のフライパンにサラダ油を引いて透明になるまで炒め、冷まします。
(3) (1)のキャベツのラップを取って、芯にナイフで切り目を入れながら1枚1枚破らないように丁寧に葉を剥きます。芯の厚い部分を包丁でそぎ切りにして薄くし、まだ葉に火が通っていない場合は、耐熱容器に入れてラップをかけ、再度電子レンジでてしんなりするまで加熱します。
(4) ボウルに肉、卵、パン粉、塩、胡椒、(2)の玉ねぎを入れて手で混ぜ、10等分します。
(5) (3)のキャベツを、芯を手前にして台に置き、(4)のタネを載せて包み爪楊枝で留めます。
(6) (5)を、玉ねぎを炒めた後のフライパン(洗わずに使います)に楊枝がついた方を下にしてくっつけて並べ、野菜ジュースとロールキャベツがかぶるくらいの水を加えます。
(7) コンソメ、はちみつ、ローリエを入れて中火にし、煮立ったらすぐに火力を少し強めの弱火に落とし、落とし蓋と蓋をして30分ほど煮ます。その後落し蓋をしたまま蓋は外し、更に10~15分ほど汁を少し煮詰めます。
(8) ロールキャベツの爪楊枝をそっと抜き、器に盛って上から煮汁をかけます。アツアツをどうぞ。
(Recipe by N. Iwasa.)
コトコトと煮たロールキャベツは、ナイフがすっと通る軟らかさ。
コトコト煮込んだロールキャベツは、すっとナイフが通る軟らかさ。はちみつを使うことでトマトの酸味の角が取れてまろやかになり旨味も増した煮汁が、ロールキャベツと良く合います。「ロールキャベツってこんなにおいしいんだ!」と、ついついおかわりしたくなるおいしさです。付け合せには、ショートパスタや、バターとはちみつを入れて炊いたご飯、バターライスをお勧めします。煮汁をからめながら食べると美味しいですよ。勿論普通に炊いたご飯でも。電子レンジがある職場なら、お弁当に持って行ってもいいと思います。
♪♪♪Mitta Mitta からのアドバイス♪♪♪
・ (3)でキャベツを再度加熱する時は、巻きやすい軟らかさになれば十分です。加熱しすぎると肉を巻く時に破れやすくなりますから注意して下さい。「少し早いかな?」という状態でレンジから出し、そのままラップをかけて少し置くと、余熱で軟らかくなります。
・ 玉ねぎを炒めたフライパンは、洗わずにロールキャベツを煮るのに使いますが、これはフライパンに残っているソテーした玉ねぎの旨味も無駄なく使うためです。
・ 余った芯とキャベツの残りは、お好み焼きなどに使うのも良いですが、そのままザクザク太めの千切りにして、ロールキャベツの煮汁の残りで煮ても美味しいですよ。
「ロールキャベツ」に使ったはちみつは、ほんのりお茶やハーブの風味がありトマトとの相性が良いオーストラリア産ユーカリはちみつペパーミントです。
オレガノやバジルのような優しいハーブの風味がある、オーストラリア産ユーカリはちみつアイアン・バークでもおいしく作れます。
シンプルなお料理ですが、こうして見るとなかなかのごちそうです。
「オーストラリア産ユーカリはちみつ&マヌカはちみつで楽しくお料理 ::ミタミタのはちみつレシピ::」のコーナーでは、ミタミタの蜂蜜を使った美味しいレシピをご紹介しています。過去に掲載されたミタミタはちみつのオリジナルレシピをご覧になりたい方は、「ミタミタのはちみつレシピ」アーカイブからどうぞ。
はちみつは種類によって甘さや風味が異なります。レシピ内のはちみつの分量は、ミタミタのユーカリはちみつとマヌカはちみつを使った場合の分量です。他のはちみつをお使いになる場合、特にお菓子やパンを作られる際は、はちみつの濃度や甘さに合わせて量を調節されることをお勧めします。