第89回 クリスマスにいかが? ユーカリはちみつブラック・ボックスで作る「パイクレットの苺蜂蜜クリームサンド」
第89回 2013/11/23
クリスマスにいかが?
ユーカリはちみつブラック・ボックスで作る「パイクレットの苺蜂蜜クリームサンド」
皆さん、こんにちは。オーストラリア産はちみつ専門店ミタミタ店長の岩佐です。気がついたら今年ももう残すところひと月余りとなりました。一年は本当にあっという間ですね。
さて、もうすぐ楽しいクリスマスがやってきます。今回は、クリスマスのディナーパーティーにデザートとしておすすめしたい、苺はちみつクリームを挟んだパイクレットをご紹介しましょう。パイクレットとは、下の写真にあるように小さなパンケーキのこと。バターやはちみつをつけて、朝食にしてもいいですよ。パイクレットには、コーヒーよりも紅茶の方が合うように思います。
このレシピには、程よい酸味があるオーストラリア産ユーカリはちみつブラック・ボックスを使いました。
羽のように軽いパイクレットと、ふんわり苺はちみつクリームの組み合わせ。
それではレシピをご説明します。
【材 料】(直径7~8㎝のパイクレット、20枚分。)
パイクレットの材料
・ 薄力粉・・・カップ1
・ ベーキングパウダー・・・小さじ2と1/2
・ はちみつ(※)・・・大さじ1強
・ 卵・・・1個
・ 牛乳・・・140㏄
・ サラダ油・・・少々
苺はちみつクリームの材料
・ 苺・・・8粒
・ はちみつ(※)・・・大さじ2
・ レモン汁・・・小さじ2
・ 生クリーム・・・200ml
※ はちみつはフルーティーな風味と酸味が心地よい、オーストラリア産ユーカリはちみつブラック・ボックスを使いました。
お好みで、はちみつをかけてお召し上がり下さい。
【作り方】
パイクレット
(1) 牛乳以外の材料をボウルに入れ、さっと混ぜます。
(2) (1)に少しずつ牛乳を加え、ダマにならないように混ぜ合わせます。
(3) フライパンを熱して薄く油を塗り、(2)の生地をスプーン(カレースプーン程度の大きさ)ですくってフライパンに落とします。すぐにスプーンの背で生地を直径6㎝程度にのばします。(生地はフライパンの大きさによって3~4枚同時に焼きます。)
(4) 弱火で2~3分焼くと表面に穴が開いてきて、裏側にはきれいな焼き色がついてきますから、フライ返しでひっくり返して更に1、2分焼きます。
(5) 焼けたらまな板などに取り出し、残りの生地も焼いていきます。
苺とはちみつのクリーム
(6) ヘタを取り縦半分に切った苺を鍋に入れ、はちみつを入れてさっと混ぜた後10分ほど置きます。
(7) 苺の水分が溶けだしたら、焦がさないように注意しながら中火にかけます。ふつふつと泡が出てきたら少し火を弱めてレモン汁を加え、時々鍋をゆすりながら水分が苺の量と同じくらいになって少しとろみが出るまで10~12分ほど煮詰めます。容器に移して室温に冷まします。
(8) 良く冷えた生クリームをツンとした角が立つまで泡立てます。パイクレットを盛り付ける直前に、冷ましておいた(7)のはちみつ苺ジャムをクリームに入れてサッと合わせます。(完全に混ぜずに、マーブル模様のように半分混ざった程度でOKです。)
盛り付けです。
(9) (5)のパイクレット2枚に(8)のクリームを挟み、お好みではちみつ(分量外)をかけます。
(Recipe by N. Iwasa.)
ふんわり軽い苺はちみつクリーム。
羽のように軽いパイクレットと、ふわふわで軽~い苺とはちみつのクリームとの組み合わせ。口に入れると、苺とはちみつの優しい風味が広がります。ほんのり甘酸っぱい苺はちみつクリームをはさんだ可愛らしいパイクレットは、ティータイムや週末の朝食にぴったりです。
♪♪♪Mitta Mittaからのアドバイス♪♪♪
・ 生地をフライパンに入れる際は、その都度かき混ぜて下さい。生地は直径6㎝幅くらいにスプーンの背で伸ばしますが、焼いている時に少し広がって大きくなりますから、仕上がりは7~8㎝程度になります。
・ 苺とはちみつを煮る鍋は、ホーローやステンレス製のものをお使い下さい。
「パイクレットの苺はちみつクリームサンド」のレシピ使ったはちみつは、程よい酸味と甘味、フルーティーな風味のオーストラリア産ユーカリはちみつブラック・ボックスです。
ミルキーな風味があり生クリームとの相性が良いオーストラリア産ユーカリはちみつホワイト・マリーもお勧めです。
「オーストラリア産ユーカリはちみつ&マヌカはちみつで楽しくお料理 ::ミタミタのはちみつレシピ::」のコーナーでは、ミタミタの蜂蜜を使った美味しいレシピをご紹介しています。過去に掲載されたミタミタはちみつのオリジナルレシピをご覧になりたい方は、「ミタミタのはちみつレシピ」アーカイブからどうぞ。
はちみつは種類によって甘さや風味が異なります。レシピ内のはちみつの分量は、ミタミタのユーカリはちみつとマヌカはちみつを使った場合の分量です。他のはちみつをお使いになる場合、特にお菓子やパンを作られる際は、はちみつの濃度や甘さに合わせて量を調節されることをお勧めします。